2023/11/11 00:32
ブログを書こうと思ってふと下書きをみたのですが、このような内容が残されていたので公開しておきます。続きを書く際に何かに詰まったのかもしれないし、他の事に没頭・忙殺していたのかもしれない。完結させられるかはわかりません。書けたら書きます。
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バラの香りが素敵だ、とても綺麗に咲いている、そんな言葉がスラリと出てくるような感受性を持ち合わせてみたいと思う。
諦めている訳ではないのだが、挑戦するたびにやるせなさを感じる。なぜバラはこんなにも美しく目の前に咲いており、こんなにも人間を惹きつけるのだろうと、ロジックの部分ばかり考えてしまう。品種改良してるのか、とか、ここのバラ園を管理している人達はどのような思いでこのバラ園を築いたのかとか、なぜ他の草花は目も向けられず、人間はバラだけを食い入るようにみるのか等。目の前にある事実からあまりにも可能性を広げてしまい、その姿は、時にはそのひと時を楽しんでいないかのように映ってしまう。誰が引き戻してくれる人が必要なのだ。一言、「バラが綺麗だ」と。
バラとは違う魅力を持ち合わせているのが桜だ。バラは永遠を表す一方で、彼らが輝くのは一年を通じてほんの数週間にしか過ぎない。彼らの元に大勢の人々が集まり、享楽する。ただ、人間の言葉とは恐ろしいもので、「花より団子」とかいうことわざがあるように、本質的に桜を見ているようで見ていないかのような様は、バラを食い入るよりもたちが悪い。
では品種改良されたバラはどうなのか。これも人間の道楽に過ぎない。青いバラが開発された時は流石に驚いたが、